カポジ水痘症

原因

単純ヘルペスウィルス

症状

38度前後の熱がでます。乳幼児の場合39度から40度になることもあります。
皮膚が赤く腫れ、水疱、膿疱ができ、かさぶたができます。痛痒いのが特徴です。
初めての感染では重症化することがあります。
「熱の華」といわれるのが単純ヘルペスです。普通は皮膚のバリア機能が働いて2,3個しかできませんがアトピーの人はバリア機能が低下しているため上記のような症状が出ることがあります。

治療

抗ウィルス薬が用いられます。飲み薬や軟膏があります。
ステロイドは症状が悪化することがあるのでステロイドを使っても一向にアトピーの症状が治らない場合はカポジ水痘症を疑ってみるといいでしょう。

とびひ（伝染性膿痂疹）

原因

黄色ブドウ球菌、溶連菌

症状

水泡、その後かさぶたやジクジクしたりする

治療

抗生物質の内服、抗生物質の軟膏を塗る

水いぼ(伝染性軟属腫)

原因

軟属腫（なんぞくしゅ）ウイルス

症状

水っぽくつやのあるいぼができます。１ミリ以下のものからまれに大豆くらいの大きさになることもあります。

治療

自然に治りますが完治するまでには半年から１年かかります。
ピンセットで取る方法もありますががかなり痛いです。